Liminal (feat. 宮舞モカ)のジャケット写真

歌詞

Liminal (feat. 宮舞モカ)

ぶぶ

霧の糸が指をほどき

眠らない川は月を呑みこむ

水面の影がゆらり揺れて

夜の木々が 空に伸びて

朝の気配が 遠く滲んで

銀の鱗をまとった輪が

追いつけない夢を映す

たしかな名をまだ知らない

あの遠さだけ やさしくなる

風の合図をなくした鳥

軌道の上で舞い散る羽根

目を閉じても消えない道

触れたぬくもり 冷めないまま

言葉より薄い光

頬を撫でて ほどけてゆく

たった一つ 落ちない星

この胸の底 導くように

夜はガラスの海になって

揺れる街が底で瞬く

帰れない色だけ集めて

朝の手前で 眠り忘れる

  • 作詞者

    ぶぶ

  • 作曲者

    ぶぶ

  • プロデューサー

    ぶぶ

  • ギター

    ぶぶ

  • プログラミング

    ぶぶ

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    Liminal (feat. 宮舞モカ)

    ぶぶ

本作は、ハードな曲調と対比するメロディアスな展開が印象的なプログレッシブ・オルタナティブメタルナンバー。アウトロではグラニュラーシンセシスを活かしたエモーショナルな反響デザインにより、聴き手の感情を揺さぶる音響空間を構築している。迫力がありながらも聞き疲れしないミキシング・マスタリングで仕上げられた、ダイナミクスと繊細さを両立させた一曲。

アーティスト情報

  • ぶぶ

    茨城県出身のシンガーソングライター・プロデューサー。 2025年5月より、音楽活動を開始。 サウンドの核となるのは、Djentやプログレッシブメタルにルーツを持つ重厚なギターと、広がりのあるシネマティックな音像の融合。 地を這うようなヘヴィなリフと、繊細なピアノやストリングスが交錯し、激しさの中に静寂が息づく独自の音世界を描き出している。 歌詞については、葛藤や孤独を、空想的なメタファーで包み込むことで、聴く人それぞれの記憶に寄り添う物語を紡いでいる。 Dream TheaterやPeripheryといったテクニカルな洋楽メタルからの影響と、Kalafinaやゲーム音楽が持つ日本の叙情的な旋律美。 これらを自身のフィルターを通して昇華し、作詞・作曲からミキシングまでを一人で完結させるセルフプロデューススタイルで、ジャンルの枠を超えた表現を追求し続けている。

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