

息が苦しくなるような
手で払い除けたくなる
濃厚な想い出が
僕をつかんで放さない
眼鏡が曇るような
異常に蒸し暑い夏の日に
爽やかな白いワンピースを着て
麦わら帽子を被り
軽やかに歩く君の姿は
まるで蜃気楼のようだった
僕は手を差し出す
彼女は握り返す
じっとりと汗をかいた僕の手と対照的に
君の手はさらさらと心地よい
まるで人間ではないみたいだ
僕の目を真正面から見て
何か命令を待っているような仕草
不思議な雰囲気だけど
君の本体は何なのか
君は僕だけのオートマタ
見えない糸に操られ
君は僕だけのヒューマノイド
人を手伝うために造られた
でも、こうやって僕は特別な感情を抱いている
そう、君は人でずっと僕のパートナーでいて欲しい
君は僕だけのオートマタ
見えない糸に操られ
君は僕だけのヒューマノイド
社会を補うために造られた
でも、こうやって僕は特別な感情を抱いている
そう、君は人でずっと僕の側にいて欲しい
- 作詞者
Spectra_syndrome
- 作曲者
Spectra_syndrome
- プロデューサー
Spectra_syndrome
- ミキシングエンジニア
Spectra_syndrome
- マスタリングエンジニア
Spectra_syndrome
- グラフィックデザイン
Spectra_syndrome
- プログラミング
Spectra_syndrome

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- ⚫︎
Silent Automata
Spectra_syndrome
- 2
1%の希望
Spectra_syndrome
- 3
呪縛
Spectra_syndrome
- 4
この世界はきっと愛でできている
Spectra_syndrome
このEP版は、2ndアルバム:「唯一無二で替えの効かない人たちの替えの効かない物語」に収録されている曲の後日談と補完を目指したものです。2ndアルバムの曲に埋め込まれた伏線を回収する目的もあります。すべての曲は2ndアルバムに収録されている曲のいずれかに繋がっています。
EP版の収録曲は、2ndアルバムの系譜を引き継いで展開が変わる曲が多いです。特徴としては、漠然としたイントロから始まり、徐々に明らかになる実情、そして聴き手への問いかけで終わるといった構成が多いので、是非とも最後まで聞いて欲しいという想いがあります。
アーティスト情報
Spectra_syndrome
北海道の片田舎で生を授かる。本業は電子工学エンジニア。 スチルや動画撮影などのクリエーション活動を行う一方で、2年ほど前から作詞・作曲を独学で学ぶ 。 自分が発想・作詞・構成したイメージを、生成AIを道具として駆使し、曲や映像に昇華する活動を行なっている。
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