歌詞

月が満ちる夜に 金色に輝く

囚われた少女は決める 覚悟を

暗い森の中で膝をついて祈る

あの魔女に知られまいと

君が残してく糸を編んで

お別れを告げるの 空虚な部屋に今

抜け出して 抜け出して

闇を抜けたらきっと

光が煌く街まで

連れ出して 連れ出して

白馬の声がこの塔に響く

窓の外に君がいる

夜空踊る梯子 恐る恐る降りた

王子の手を取って笑う その時

怒り狂う魔女と薔薇で出来た傀儡

この先に行かせない、と

君と誓い合った希望抱いて

この命懸けるの 自由を求め 今

逃げ出して 逃げ出して

森を抜けたらきっと

二人の夢が叶うはず

振り切って 振り切って

魔女の叫びがこの夜に響く

赤い薔薇が空を舞う

ああ 霞んでゆく

もう 動けないの

大きな背中を抱きしめ

…

眩しくて 眩しくて

顔をあげたら ずっと

願い続けた街の前

冷たくて 冷たくて

声をかけても ずっと

目を覚さない君がいて

苦しくて 苦しくて

君の瞼へ悲しみが落ちる

声を枯らし手を握る