発熱体のジャケット写真

歌詞

タイムマシン

はろう

懐かしい姿でふわっとさ現れた君

伝えなきゃいけないことがもう喉に絡まって

コンビニに立ち寄ってジュースでも買っていこうか?

出て来た頃にはもう君はどこか消えちゃって

春のような匂いを残して

本当は知って欲しい景色があったけれど

忘れてた振りをした

似合いもしない色に憧れて生きてる

誰も笑わないから

君が変わらないようにしたいだけ

君らしい姿をつとめて見つめてみても

僕らしい僕とはどんなのか考えてみなかった

ただただ生きているそれだけで浮き上がるのか

演劇の中を彷徨う ヘタレた煌めき

汽車の窓から眺めていた

泡立つような光が歌った

本当は知ってほしい景色があったけれど

それは難しくて

このまま少し笑って 猫のように別れよう

白い虚空の中

君は君のままでいなくていい

  • 作詞者

    ツジノ

  • 作曲者

    はろう

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2022年結成の4人組インディーロック・バンド、はろうの1st EP。
DAWでの曲作りを主体としながら、一筋縄ではいかない、けれどどこか耳に残るようなサウンドを散りばめた意欲作。
70年代ニューヨーク・パンクや90年代USインディー等をルーツとしつつ、現代の日本語ポップスの感覚を取り入れ再構築している。
夢の中でかつての自分に出会う「タイムマシン」、魚になって死後の世界に向かう「心電図」など、白昼の意識で、熱を帯びた人間生活を描いている。

アーティスト情報

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