気温が季節になりすまして
それなりに残る表情も
風の匂いに紛れた
もう何度目か、
歯切れの悪い愚痴に裂くだけの
時間はいくつも残ってないのに
眠るまでは今日のままで
少し前に淹れたアイスコーヒー
不安すら冷めるように
ただ生きていくための
対価とは違う何かが
まだ残ってるはずなんだよ
数えきれるものだけを
抱えて歩くのだ
足跡は嘘をつかない
不確かさの根拠などないさ
続くことの全てが
割り切れぬまま閉ざしても
夜更けが垂らした虚しさを
少しでも長く糧にして
無傷で得られるものはない
- 作詞
ミウラ タカフミ
- 作曲
ミウラ タカフミ
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