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歌詞

夏影

nous

君がいなくなった夏街に

夕方5時のチャイムが鳴る

せつない音色と鮮やかなオレンジ

肌を舐めるような夏風は

体温より少しぬるくて

手持ち無沙汰な半袖が空を切った

いつの間にか愛することに怯えていた

気づいていた 僕は君を追いかけていた

自分の影を踏んでいた

笑い声響く港街のサンセット

その目に浮かべた涙の訳を教えてよ

ひとりでいなきゃ意味がないと思っていた

今僕が欲しいものはなんだろう?

君がいなくなった夏街に

夕方5時のチャイムが鳴る

切ない音色と鮮やかなオレンジ

声にならない声を抱えて

泡になって波がさらって

陽炎が揺れている

気づいたら いつの間にか

こんなところまで 来てしまったな

時間がないな胸が苦しいな

ここはどこだ?

自分の影を踏んでいた

笑い声響く港街のサンセット

その目に浮かべた涙の訳を教えてよ

ひとりでいなきゃ意味がないと思っていた

今僕が欲しいものはただひとつ

もっと伸びやかに

この風を切るように

命をしなやかに

あなたのもとへと

夏、影がひとつ

君がいない季節

僕が死んでゆく

このまま溺れていく

  • 作詞者

    タカハシナオキ

  • 作曲者

    タカハシナオキ

  • プロデューサー

    タカハシナオキ

  • ギター

    タカハシナオキ

  • ボーカル

    タカハシナオキ

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"居場所をつくり、文化をつくる"ことをコンセプトに活動する、
タカハシナオキによるプロジェクト、nousの1st EP。

先行リリースされ反響を呼んだ「夏影」に加え、
表現を続けていくことへの決意を歌ったミドルバラード「誓い」、
海外インディーとも共鳴する軽快なナンバー「who are you?」を収録。

それぞれ別の色彩をもった3曲は、そのどれもがこれからのnousが進むであろう道筋を示しており、様々なリスナーの耳に馴染み、彼、彼女らにとっての新たな居場所となる可能性を秘めている。

アーティスト情報

  • nous

    「文化をつくり、居場所をつくる」 をテーマとしタカハシナオキによる音楽プロジェクト。 00年代邦楽ロック・近現代のUKロックの文脈を下敷きにした楽曲群が特徴。vo.タカハシは楽曲制作のみならずクリエイティブディレクションなど、アーティストに関わる全ての制作に携わっている。 その抒情性のある歌詞とソリッドなサウンドは、 リスナーの感情の起伏に寄り添いながら共に生き、共に悩むことを標榜する、バンドの目指す姿そのものを体現している。 音楽を媒介にし、同じ悩みや感情を持つ仲間が集う。 それはその人のとっての居場所となり、その集いはやがて文化となる。それがたとえマイナーで小さなものでも、 そこには必ず、救われる誰かがいる。

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