歌詞

手を離してアクセルを踏む

重力は消え音は止まる

ラストシーンは君のご想像どおりに

（※ここで慣性は無いものとする）

拉げた夏を打ち棄てて軽くなる

もう急ぐ必要もない

でも疾走せよと叫ぶんだ

その思想に今更相違はない

血迷う失踪衝動で

蹴り上げるペダル直列4気筒

震えてるのはどっち？

見なかったことにして

ねぇ、二人なら「どこに落ちたい？」なんて

言えてしまうんだよ、画になってしまうその前に

逃げ出そうぜ、茨の道なら

もう全部知ってる、それじゃあ、さよなら

手を離してアクセルを踏む

重力は消え音は止まる

ラストシーンは君のご想像どおりに

（※ここで慣性は無いものとする）

破れたラブレターは燃やしておく

あらゆる光を受け流すように

滑り落ちる過去も忘れられればいいのにね

このストーリーの果に何がある？

傾く車体歪む星

ああすべてがこわれてゆく

手を離してアクセルを踏む

重力は消え音は止まる

ラストシーンは君のご想像どおりに

（※ここで慣性を強く否定する）

ふざけたままできっと

手を離してアクセルを踏む

重力は消え音は止まる

ラストシーンは君のご想像どおりに

（※ここで慣性は無いものとする）

曲がりきれないカーブは続く

いつかは落ちることを知っている

荷物がなければどこにだっていける

私の両手は空になっている

ラストシーンは君の想ったとおりに

（※ここで慣性は無いものとする）