Lyric

嗚呼 ビルはすごい高くなった あの頃に見た景色は写真の中

高くなったビルの下 人の気は短くなった 大都会の皆さま

お金をいっぱい使っても 得るものはこれっぽっち

たくさん物を買っても 楽しみは減るばかり

家は大きくなった でも家庭は小さくなっていて

知識は増えた世の中 だけど決断ができない世の方

小さな僕が見たのは もっと空が広い世界だった

小さな僕が見たのは 自然と生きていた世界でした

見上げた空に浮かぶ星 見えなくなった都会の星

世界は欲望へまっしぐら 世界は誰よりも高さを求めた

猛スピードで運転して 誰もがすぐに怒る

通勤電車は正確なのに 人はなぜか不正確

持ち物はいっぱい増えたはずなのに 自分の価値は下がるばかり

人類は宇宙に行けるようになった けど近所の争いは絶えない

遠くまで行けているようで あの頃と何も変わっていない

小さな僕が見たのは もっと空が広い世界だった

小さな僕が見たのは 自然と生きていた世界でした

見上げた空に浮かぶ星 見えなくなった都会の星

世界は欲望へまっしぐら 世界は誰よりも高さを求めた

欲望の高さにシャッターを切るけど

そこでは体温を感じられない

虚しさと切なさ 心はどこへゆく

小さな僕が見たのは もっと空が広い世界だった

小さな僕が見たのは 自然と生きていた世界でした

見上げた空に浮かぶ星 見えなくなった都会の星

世界は欲望へまっしぐら 世界は誰よりも 求めた