歌詞

ああなりたい こうなりたい

そうなりたい どうなりたい

いつだって何かになりたかった

わからないまま秒針は進み

諦めなのか 悟りなのか

僕らは自分の人生を生きていく

「なりたい」から 離れていく

夜更けのことだまが響く

その静かな心の叫びだけ

闇夜に溶かした真実の声

そこはいちばん光に近い場所

ほんとは見えていて

ほんとは触れていて

すぐそこで 待っていてくれる

夜明け前は いちばん暗い

抱えている生きづらさは

もうそれなりに年季が入っていて

変わらないことも変わったことも

少しは愛せるようになった

生きづらさも 経年変化する

深夜は優しくて厳しくて

誰にでも平等に そばにいてくれる

どんなことを溶かしてもいい

それはきっと混ざり合って

時と共に 光が差し込むから

夜明け前が いちばん暗い

何も見えなくて 何も聞こえなくて

もがいても あがいても

そこにあるのは 変わらず絶望感

夜更けのことだまが響く

その静かな心の叫びだけ

闇夜に溶かした真実の声

そこはいちばん光に近い場所

ほんとは見えていて

ほんとは触れていて

すぐそこで 待っていてくれる

夜明け前は いちばん暗い