Lyric

どうして私なの？って　思わず聞いちゃった

だって君は　もっと素敵な人を選べるはずでしょ

不器用で　自信もなくて

鏡を見るたびに　うつむいてた私

でも君は　笑いながら言った

「真面目で優しくて、可愛くて

一緒にいると　心がほどけるんだ」

信じられないけど　嬉しくて　涙こぼれた

きっと私には　釣り合わない

ずっとそう思ってたのに

君は迷いもなく　私を選んでくれた

「釣り合うかどうかなんて　自分で決めることじゃない」

まっすぐなその目に　心が震えた

この想い　疑うより　信じたい

だから私は言ったの

「はい、お願いします」って　声を震わせながら

帰り道　ふたり並んで

いつもの景色が　少し違って見えた

繋いだ手が　あたたかくて

不安も　少しずつ溶けていく気がした

君は何も変わらずに　笑ってくれるけど

私の中で　何かが変わっていく

自分を少しだけ　好きになれる気がしたよ

君の言葉が　私の鏡

少しずつでも　映る景色　変えてくれる

「自分を信じて」なんて　簡単にはできないけど

君の隣にいられる　この奇跡が

不安を光に変えてくれる

あの日の私が聞いたら

きっと信じないだろうな

「はい、お願いします」って　微笑んだこと

「どうして私なの？」って　もう聞かない

君が見てくれる　私を信じたい

不完全な私ごと　抱きしめてくれた

そのぬくもりが答えだから

今度は私が言うよ

「君がいい」って　心から