浮景のジャケット写真

歌詞

浮雲

森浪漫

あてどなくとも

ゆらゆらゆら

褪せたパステル

電車の中

この地球さえ

ゆらゆらゆら

あてもなく

回ってるんだから

夕焼け雲が

ゆらゆらゆら

今日の空を

運んでゆく

僕自身も

ゆらゆらゆら

与えられた定めなど

一つもない

探してた理由や嘘は

この世にはなかったのか

そんなこと忘れるくらい

夕日が綺麗だ

手放した手が

ゆらゆらゆら

帰る場所を

求めている

立ち止まったまま

ゆらゆらゆら

戻れぬ幸せをただ

紡ぐばかり

いつか来る別れの朝は

最初からいなかったような

暖かい風がそっと

吹いているのかな

あてどなくとも

ゆらゆらゆら

どこにも辿り

つけないまま

いつまででも

ゆらゆらゆら

繋いでは解けてく

この身をただ

あてもなく僕らは

ゆらゆらゆら

  • 作詞者

    森浪漫

  • 作曲者

    森浪漫

  • プロデューサー

    森浪漫

  • ギター

    森浪漫

  • ボーカル

    森浪漫

  • バックグラウンドボーカル

    森浪漫

浮景のジャケット写真

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「浮景」とは、空中に島が浮かんだように見える蜃気楼を指す言葉である。
冷気層と暖気層の境界で光が屈折することによって生じる、
確かに見えていながら実体を持たない現象だ。

シンガーソングライター森浪漫は、
社会や自然など自分の外側の世界と接する中で、
自身の内側との境界に生じた感覚や違和感を、
現実には存在しない風景――蜃気楼のような像として音に置き換えてきた。
本作は、そうしたイメージを宿した楽曲を、
これまでに書き留めてきた楽曲群の中から選び構成されている。

約6年ぶりのリリースとなる本作『浮景』は、
前作「構造色の風」からさらに抽象性を深め、
記憶の中の心象風景や、感情・感覚といった捉えきれないものを手がかりにした作品である。

アーティスト情報

  • 森浪漫

    大阪を拠点に活動するシンガーソングライター。 自然や日常の断片から立ち上がる記憶、感情、触れられない感覚を、風景のイメージと言葉で描く。 弾き語りを起点に制作を重ね、1st EP『構造色の風』では楽曲をバンド編成に広げ、多様なルーツを感じる5曲を収録。 2026年2月に約6年ぶりにリリースされた2nd EP『浮景』は“蜃気楼”を主題に、内面と外界との境界に生じる景色や風景のイメージを音にして作品化した。

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