

朝のバスで眠る子ども
となりの席に居場所はない
見えない線を引く人たちが
やさしい声で距離を足す
名札のようにぶら下げた
古い誇りを撫でている
減点表までぶら下げて
それで心が温まるなら
選ばれし者の顔して
列に並ぶその姿
風に吹かれりゃ肩書きなんて
レシートみたいなもの
カフェの窓に映る顔は
少しずつ似て少しずつ消え
違う色は「はみ出し者」と
誰かの指が決めていく
ひとりを拒む街ならば
みんな孤独になるでしょう
重たい石を抱えたまま
今日もただ歩く
タイムライン 指先で滑走
痛みはコンテンツ 次へ配送
見てないフリして見てる平常
正しい顔して増える迷走
切り抜きの破片で作る結論
文脈は置き去り 軽い正論
気づけばあたしも安全地帯で
誰かの心に小さな銃口
やさしさが武器に変わる瞬間
静かな刃が増える夜間
それでも手放すな体温感
誰かじゃなくてここにいる実感
誰も見てない夜更けの部屋で
青いひかりを指でなぞる
風向き変わってもブレないと決めた
今日のザラつきを歌に溶かして
あたしはミュータント
マスクの下で笑うフリ
ミュートが礼儀と言うのなら
きれいなメロディーに変えてしまえ
くだらぬコメディーに逃げてしまえ
夜のラジオに混ざるノイズ
やさしく響くほどに
遠い国の痛みまでも
少し近づき
ほんとうの強さは
隠すほど輝く
- 作詞者
ayatopia
- 作曲者
ayatopia
- プロデューサー
ayatopia
- ボーカル
ayatopia
- ソングライター
ayatopia

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- ⚫︎
ミュータント
ayatopia
マスクの下で笑うフリ、
ミュートが礼儀と言うのなら、
きれいなメロディーに変えてしまえ、
くだらぬコメディーに逃げてしまえ。
アーティスト情報
ayatopia
福島県いわき市生まれのシンガーソングライター。日常の風景や、言葉になりきらない感情を、ぼそぼそと歌にしています。 フォークやボサノヴァをベースに、そのとき好きな音を気ままに混ぜながら、少しトロピカルで、少し寂しく、ときどき可笑しい音楽を作っています。
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