空洞に花束のジャケット写真

歌詞

セリーヌ

frock coat

特に死ぬ気は無いぜ

今宵のディナーが

昨日の二倍、旨いかもしれんし

あの日働いた悪事だって

今思えば、何の意味もないし

神様の真似かい、言葉を紡いだ青年

小さく脆い世界は生まれたかい?

あの日零れた涙さえも、ため息さえも

"アート"を描くインクかい?

この世界に理想郷なんて無いことは

あの子のお墨付きで

それでもさ、それでもさ

脳内の轟音が鳴り止まんのさ

夕立がいつに増して

この街を黒く染めちまうから

覗きに行こう

神様さえ知らない世の果てを

夜の果てまで

何を言いたいんだか分からないが、青年

偉人のオマージュで魂は宿ったかい?

…在りし日の歌にまだ縋るのは

俺が今日も空転した、動かぬ証拠だろう

でも、あの子の燃えるような

涙が忘れられんのさ

夕立がいつに増して

心の向かう先を閉ざしちまうから

理想は無くとも

ひび割れの荒野を進むがいい

若人よ、苦悩を超えてゆけ!

もう誰も知らない世の果てを

夜の果てまで

  • 作詞者

    嶺脇湧

  • 作曲者

    嶺脇湧

  • レコーディングエンジニア

    大滝 駿

  • ミキシングエンジニア

    大滝 駿

  • マスタリングエンジニア

    大滝 駿

  • ギター

    嶺脇湧, 髙木俊樹

  • ベースギター

    ミズコシ

  • ドラム

    中野克馬

  • ボーカル

    嶺脇湧

空洞に花束のジャケット写真

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2022年結成のジャパン・オルタナティブ・ロックバンド、frock coatが放つ2nd EP。
メンバーそれぞれが持つ様々な音楽性と、ギターボーカル嶺脇の捻くれた思考に裏付けされた膨大な言葉が、余すところなく凝縮されている。
『空洞に花束』というタイトルが醸し出す虚脱感は、ますます過激になっていく現代社会に対して、強烈な反抗の姿勢を示している。

アーティスト情報

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