千夜一夜 お伽噺
夜毎語り聞かせても
倦み疲れよう水の泡
渇して井を穿つ
薄ら嗤う代弁者
了の字が見当たらない
絶望の脚音が
ひたひた近付いて
私の首を絞めるの
解けない自己暗示
ああ、今すぐ
逃げ出したいのに
床下 肢体の夜麻
例え覆い隠しても
我に返れば明日は無い
後悔先に立たず
引き比べ意趣返し
この罪に果ては無い
絶望の脚音が
ひたひた近付いて
私の首を絞めるの
解けない自己暗示
ああ、今すぐ
逃げ出したいのに
動かないこの脚は
叩き掻き毟っても
奇利を博する筈も無い
追って沙汰を待て
永らえば強か
無明長夜の締め括り
絶望の脚音が
ひたひた近付いて
私の首を絞めるの
解けない自己暗示
絶望の脚音が
ひたひた近付いて
私の首を絞めるの
解けない自己暗示
ああ、今すぐ
逃げ出したいのに
ああ、今なら
逃げ果せるのに
- 作詞
GoldFish
- 作曲
GoldFish
- プロデューサー
GoldFish
- ボーカル
GoldFish
GoldFish の“絶望の脚音”を
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千夜の果ては愛か、絶望か_
JAZZ調の楽曲で語られる命を賭けた千夜一夜物語。