歌詞

サイレンと街

ふわふわ浮かぶ風船　揺れる心持つ子

深酔いしてゆがむ世界が　遠のいてゆくよ

もう戻れない記憶の淵に立たされてる

次の街で待つあの子のまっすぐな目を見ていたい

キラキラ光る冬の星座　見つけながら

走り去る月の雲　ありきたりな言葉と

さまよう漂うメロディ　掴み取りながら

次の約束まで繋げられなかった命　捉えて

最後に聞くのは　サイレンの音でも　水の音でもない

恐れやわらぐ　鼻唄に変わる　優しく包まれるように

伝えきれない気持ちも　そこにあった未来も　流されないように

つまずいたあの日も　傷つけたあの人も　取りこぼさないように

さっきまで見てた景色は変わり　1人残されないように

凍える夜も安らぎの朝に変わり　みんな帰れるように

歌うたいながら頷きながら　その場所まで届くように

灰に埋もれる前に