アスファルトに寝そべってのジャケット写真

歌詞

まなざし

108Bonos

絵の具で塗りつぶしたような

青ざめた空だった。

特段気にも留めずに、

靴下の穴を見つめて

くずかごに投げ入れた。

明日を待ちわびる声が

届かなくて途方に暮れても、

今は切に生きて。

過ちを認められん、

しょうがない子供なんか?

無理矢理に流し込んだグラスの中で

踊る果実。回る目。

皮肉は風にそよいで、

ビートはその彼方へ。

愛を失って

干からびてしまっても、

交わした言葉が

忘れさせてしまうから。

細い指先に触れて、

紡いだ糸をほどいて。

しわがれたシャツの袖口を

指で伸ばしながら

鼻歌を飛ばす。

鏡の中の俺は。

出口がなく味気ない

生活の端にだって

一輪の花を飾ろう。

むきだしで走る日々にも、

希望に満ちたまなざしを。

  • 作詞

    坂下幹也

  • 作曲

    108Bonos

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名古屋の3ピースバンド、108Bonos (ヒャクハチボンノーズ)の1stミニアルバム。

アーティスト情報

LEMONSOUR RECORDS

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