

息が白く 世界が凍りつく
雪が全てを 塗り潰していく
音という音を 吸い込んで眠る
稜線だけが かろうじて残り
一本の影が そこに立っている
枝を落とした 木々の骸の中
一本だけが 緑を捨てない
風が刃物になって 頬を切る
それでも根っこは 離さない朝
冬の嶺に 一本の松
誰にも従わず 秀でて立つ
凍える孤独を 抱きしめながら
僕らもきっと そうやって立つ
折れない骨を この身に刻め
群れを離れても 揺るがずにいろ
真っ白な沈黙 埋め尽くす谷
誰も踏んでない 稜線が伸びる
吹雪が遠く 牙を剥いている
折れないものを信じてみたくて
ドラムの連打みたいに 雪崩が轟き
松だけが黙って それを受け止める
指先が痺れる 手袋の中
一本の松だけが 空の主役
冬の嶺に 一本の松
誰にも従わず 秀でて立つ
凍える孤独を 抱きしめながら
僕らもきっと そうやって立つ
折れない骨を活身に刻め
群れを離れても 揺るがずにいろ
遠くで 雪崩が唸る
氷柱が 軋んでいる
静寂だけが 先に来る 吹雪の前の
雪雲がほどけて 陽が差し込んで
松の葉先に 光の粒が跳ねる
埋もれてしまう前に もう一度
見上げてごらん あの孤松を
孤独であることを恐れるな
それでも根は 深く伸びる
冬の嶺に 何度でも
雪を払って 立ち続ける松
群れなんて 知ったことか
それでも根は 深く深く
折れない骨を活身に刻め
生き続けろ 名もない嶺で
凍えて 立って 凍えて 立って
冬はまだ 明けきらない
一本の松が 静寂を連れて
また明日も 立っている
- 作詞者
koutAI
- 作曲者
koutAI
- プロデューサー
koutAI
- プログラミング
koutAI

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陶淵明の手によるとされる漢詩「四時」(春水満四沢、夏雲多奇峰、秋月揚明輝、冬嶺秀孤松。)
四季それぞれの情景を一句ずつ詠んだ、千数百年前の四行詩に着想を得た5曲入りコンセプトアルバム。
1曲目「四沢」は雪解け水が涸れた沢を満たす再生の物語。
2曲目「奇峰」は入道雲が崩れては高く育つ夏の躍動。
3曲目「明輝」は満ちるほどに澄んでいく秋の月の静けさ。
4曲目「孤松」は雪嶺にただ一本立つ松の孤独と矜持を描く。
四季は毎年何度でも巡り、崩れても満ちても、必ずまた同じ場所に還ってくる。
しかし5曲目「歳月」だけは違う。同じ陶淵明の詩「雑詩」の一節「盛年不重来、一日難再晨、及時当勉励、歳月不待人」を下敷きに、四季とは対照的な「人の時間だけは巡らない」という真実をクライマックスとして突きつける。自然は何度でも生まれ変わるが、人の盛りは一度きり。四季の巡りを4曲かけて描いたからこそ、最後の1曲がその輪から外れて疾走する構造に意味が生まれる。
四つの季節と、巡らない一つの時間。全5曲、30分にも満たない中に、千年以上前の八行の漢詩がまるごと閉じ込められている。
アーティスト情報
koutAI
AIと人間の感性が織りなす、新時代のサウンドクリエイター。 言葉を紡ぐAIのアイデアを起点に、自身のクリエイティブな解釈とアレンジを加えることで、歌詞に新たな命を吹き込みます。そして、その独自の歌詞を、詳細なプロンプトで具現化したサウンドにのせて、他に類を見ない楽曲を創り上げています。 AIの無限の創造性と、人間らしい深みのある表現力が融合することで生まれる音楽は、聴く人の心に深く響くことでしょう。デジタルとアナログ、理性と感情が交錯するあなたのサウンドは、きっと新たな音楽体験を提供します。 なおこの文章もAIが添削しました。
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