四時、そしてのジャケット写真

歌詞

歳月

koutAI

雲が退いて 空が澄んでいく

満ちていく月が 頂点をめざす

昨日より少し 鋭くなった光

稲穂の波がざわめきやんで

夜がゆっくり息を整える

窓辺のカーテン 銀色に染まり

虫の声だけが 闇を縫っていく

影が伸びる 硝子戸の上

心の奥が静かになる刻

秋の月は 輝きを揚げる

満ちるほどに迷いを削って

研ぎ澄まされた刃のように

僕らもきっと そうやって澄む

叫べ この声が届くまで

曇りのない夜に願いをかけろ

雲ひとつない 群青の底

誰も汚してない 銀盤が昇る

木枯らしが遠く ノックしている

澄みきったものを信じてみたくて

ベースの低音みたいに夜が沈んで

月だけが凛と 空を統べていく

息が白く夜気に溶けて

秋の月だけが空の主役

秋の月は 輝きを揚げる

満ちるほどに迷いを削って

研ぎ澄まされた刃のように

僕らもきっと そうやって澄む

叫べ この声が届くまで

曇りのない夜に願いをかけろ

遠くで 梟が鳴く

線路が冷えていく

匂いだけが先に来る金木犀の

雲間がほどけて光が満ちて

金木犀の香り 夜に広がる

翳ってしまう前に もう一度

見上げてごらん あの明輝を

満ちることを恐れるな

それでも夜は 澄んでいく

秋の月は 何度でも

満ちながら 輝きを揚げ続ける

曇りなんて 誰も知らない

それでも夜は 高く高く

叫べ この声が届くまで

照らし続けろ 名もない闇を

満ちて 澄んで 満ちて 澄んで

夜はまだ明けきらない

秋の月が 静けさを連れて

また明日も満ちている

  • 作詞者

    koutAI

  • 作曲者

    koutAI

  • プロデューサー

    koutAI

  • プログラミング

    koutAI

四時、そしてのジャケット写真

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陶淵明の手によるとされる漢詩「四時」(春水満四沢、夏雲多奇峰、秋月揚明輝、冬嶺秀孤松。)
四季それぞれの情景を一句ずつ詠んだ、千数百年前の四行詩に着想を得た5曲入りコンセプトアルバム。

1曲目「四沢」は雪解け水が涸れた沢を満たす再生の物語。
2曲目「奇峰」は入道雲が崩れては高く育つ夏の躍動。
3曲目「明輝」は満ちるほどに澄んでいく秋の月の静けさ。
4曲目「孤松」は雪嶺にただ一本立つ松の孤独と矜持を描く。
四季は毎年何度でも巡り、崩れても満ちても、必ずまた同じ場所に還ってくる。

しかし5曲目「歳月」だけは違う。同じ陶淵明の詩「雑詩」の一節「盛年不重来、一日難再晨、及時当勉励、歳月不待人」を下敷きに、四季とは対照的な「人の時間だけは巡らない」という真実をクライマックスとして突きつける。自然は何度でも生まれ変わるが、人の盛りは一度きり。四季の巡りを4曲かけて描いたからこそ、最後の1曲がその輪から外れて疾走する構造に意味が生まれる。

四つの季節と、巡らない一つの時間。全5曲、30分にも満たない中に、千年以上前の八行の漢詩がまるごと閉じ込められている。

アーティスト情報

  • koutAI

    AIと人間の感性が織りなす、新時代のサウンドクリエイター。 言葉を紡ぐAIのアイデアを起点に、自身のクリエイティブな解釈とアレンジを加えることで、歌詞に新たな命を吹き込みます。そして、その独自の歌詞を、詳細なプロンプトで具現化したサウンドにのせて、他に類を見ない楽曲を創り上げています。 AIの無限の創造性と、人間らしい深みのある表現力が融合することで生まれる音楽は、聴く人の心に深く響くことでしょう。デジタルとアナログ、理性と感情が交錯するあなたのサウンドは、きっと新たな音楽体験を提供します。 なおこの文章もAIが添削しました。

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