

あなたの声を忘れないように
ガラス瓶につめた 言葉を
静かに揺れる海のそばで
抱きしめて眠る夜に
伝えたいことふとした時に
あなたに届くように
願いが 消えない記憶の中で微かに
こだまするように
忘れられない瞬間と
忘れたい痛み
すべて抱きしめられたらいいのに
雨がささやき
風に呼ばれても
まだ 覚めない夜の泡に溶ける
ほら 海の上で浮かぶ月が
また優しく照らしてくれるから
ああ いつも 見つけてしまう
あなたの欠片達
夜明けの前に 空に願うの
あなたに会えるように
最後のあなたの顔も
あの約束も
忘れてしまうの 嫌だよ
花弁の舞う春の終わりに
いつしか顔を伏せて
後悔と涙の声が
私を縛って 許さないの
何度も何度も花瓶を変えても
明後日も思い出す 午後のモノトーン
雨の匂いが風に変わる朝の色で
花弁が揺れる
ただ白い波に消えて
春色が 私をおいていくときに
君にだけ伝えるの
もう さようなら
叶わない夢に歌う
白い砂風に吹かれ 輝く時
ああ 私も花になって
季節をめぐるの
- Lyricist
cymvidia
- Composer
cymvidia
- Producer
cymvidia
- Guitar
cymvidia
- Bass Guitar
cymvidia
- Drums
cymvidia
- Vocals
cymvidia

Listen to Ranunculus by cymvidia
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