Lyric

その日僕は いつもと同じように

誰にも分からない 痛みこらえて

朝靄かかる 街を見おろす

何だかまるで 海の底のようだなと

思い出せよ あの空の上には

誰にも分からない 痛み吹きだまる

思い出は 列をなし川となり

まだ目の覚めない 君の元へと急ぐ

あいも変わることなく 歩み止めることなく

世界はただひたすらに 東へと進んでく

僕も旅に出ようか 僕も旅に出ようか

君の涙を止める すべを探しに行こう

ここで街を 見下ろす時にだけ

僕は自由で 何のかせもない

まるで王様にでも なったようで

君の涙だって きっと止められるはず

きっとそう あの空の彼方には

世界を見おろす 王様がいて

たばこ吹かし歌う 愛の歌

誰にも分からない 痛みを受け止める

あいも変わることなく 歩み止めることなく

朝焼けに染まる空 誇り高き街並み

僕も旅に出ようか 僕も旅に出ようか

君の涙を止める すべを探しに行こう

ここで街を 見下ろす時にだけ

僕は自由で 何のかせもない

まるで王様にでも なったようで

君の涙だって きっと止められるはず