Lyric

まだまだ日が高いよ

囲桃園跨線橋

染まって 滲んで 街が変わるまで

ここにいても いいんだよな

まだまだ空明るいよ

右上がりの飛行機雲

チープカシオと歩み緩めて

室外機のぬるい風

声かければよかったな

喉仏の手前あたり

夏風邪 鼻水のせいにして

6時のビールで飲みくだす

長い夏さと ぼーっとして

ぬるい風になびかれ となりマチ

すくんでくだけられないなら

思い出にゃ勝てない

この夏日を少しだけのばせたら

冷たい飲み物選んで

突然の大粒の雨に濡れて

なにかが始まりそう

短い夜 たたくサンダル

どこかの花火が轟く音

記憶をぬりかえちゃう

ディストーション

夏にしびれて