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Lyric

nonfiction

suicide

ペンも紙も投げ捨てたって

僕は、

きっとまた遺書を書いていつか消えるのでしょう

それが今だっただけ

自殺前夜

「愛されたい」と僕は泣きました。言えませんでした。

愛されていたからです。

そう、言われたからです。

僕がちゃんと受け取れるようにうまれていたら

「あんたさえいなければ」

なんて言わせなかったかな

誰かのせいだとか少し違う気がするんだ

だから、「自殺」なんて名前を自分につけた

僕を

悪者にしたのです。

僕が

死んでしまえばきっと

みんなの神様になって

「助けてあげればよかった」って

後悔されるんだろうな

それって一番幸せじゃないか

そうなりたいな

痛いのは嫌だなあ

怖いのも嫌だなあ

どうすればいいかな

18歳になればみんな揃って

お酒と

身体の話しか

しなくなりました。

ねえ、どうして

好きでもない人の

体を触れるのかな。

わからないよ。

そんなんじゃ生きていけないよな

なんかもう疲れたや

「たすけて!」

誰に?

今ちゃんと死ねなかったら

「また言ってるよあいつ」って

嫌われるだけなのに

いじめっ子を殴り飛ばせたら?

学校を辞めなかったら?

僕が音楽なんてものを愛してしまわなければ

違ったかな

ガラス玉みたいな双眸

ほら、きみだって

結局僕を嗤うじゃないか

僕が死んでしまえばきっと

ラスサビなんてずっと

嘘しか歌えなかった

遺書を破り捨てた後でも

また死にたくなってしまう

ごめんなさい

ごめんなさい

本当のことを描いたら

歌なんて歌えないと思った

大丈夫。

長い悪夢から覚めるだけ

醒めるだけ

ペンも紙も投げ捨てたって

僕は、

きっとまた遺書を書いて

いつか消えるのでしょう

いつか、消えるのでしょう

  • Lyricist

    Yosei Fujiwara

  • Composer

    Yosei Fujiwara

  • Recording Engineer

    Naoyuki Maetani

  • Mixing Engineer

    Naoyuki Maetani

  • Mastering Engineer

    Naoyuki Maetani

  • Guitar

    Naoyuki Maetani

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