歌詞

どれほど長くうずくまっていたのか、目の前に現れたその指を掴むことができるかな。どれほど長くまどろみ続けていたのか、差し出された白い手を今度は掴むことができるかな。一人では変わりようもないと思っていても、いつの間にか白い棘に覆われる前には。漆黒の闇に浮かび上がるリゲルに出会えれば、起き上がることができるかな。どれほど長くくすぶっていたんだろう、目の前に現れた光の道に今度は行けるかな。自分では自分のままと思っていても、いつの間にか白い蔓に巻きつかれる前には。空高く舞うよな輪を描くトンビに出会えれば、上を向く気流に乗れるかな。目の前に現れた君の手を掴むことができるかな。