歌詞

アスファルトに溶けた影が　世界の輪郭をぼかす

錆びついた羅針盤の針　同じ場所を指して震える

聞こえないフリしたサイレン　鼓膜の奥でまだ響いてる

退屈っていう名の引力に　ただ引きずられてたんだ

心臓が刻むビートだけが　ノイズ塗れのリアル

臨界点へのカウントダウン　もう止められない

Break the gravity！　声なき声で叫べ

無重力の衝動で　空虚な昨日を蹴り上げろ

歪んだ空に描けよ　自分だけの放物線

まだ誰も知らない座標へ　飛び込んでいけ

モノクロに見えてた景色に　亀裂が走って色が咲く

「常識」という名の檻の鍵は　最初からポケットにあった

雑踏のノイズのハーモニー　不意に心地よく聞こえたんだ

世界が変わったんじゃない　俺の解像度が上がっただけ

細胞が求めるテンションは　予測変換じゃ出てこない

臨界点はもう超えたんだ　リミットの向こうへ

Break the gravity！　魂のまま叫べ

制御不能の情熱で　決められた運命(ルール)を壊してけ

滲んだ夜空に放て　閃光のリアリティー

まだ名前もない未来へ　手を伸ばすんだ

万有引力の法則さえ　書き換えるほどの熱が

この胸のコアで燃えている　静寂を焼き尽くして

さあ、ゼロから始めよう

Break the gravity！　この世界の真ん中で

無重力の衝動で　全ての過去を蹴り上げろ

歪んだ空に描いた　唯一無二の放物線

まだ誰も知らない座標が　光って見えたんだ

お前を待ってる

The new world