25のジャケット写真

歌詞

パパ

seauka

日曜日は

ドライブに

連れて行ってくれた

友達の名前の

大きな公園

海沿いに広がる

芝生で遊んだね

よつば探しとか

ボール遊びとか

お腹空いたら

ママのおにぎり頬張り

眠たくなったら

パパの真似っこ寝転び

気づいたら

大きな背中に乗せられ

'また来ようね"って

ゆびきりした

形にはもう残らない思い出は

写真で見返すことしか

できなくなった

少し低くて掠れた

パパの声が

今更懐かしくなって

涙こぼれた

見た目ばっかり

気にしだした年頃

'ダサいから一緒に歩かないでよ"

とか

仕事から帰ってくる

「ただいま」

の言葉を

無視しては何回

傷つけただろう

嫌いじゃないよ

わかんないの

本当は

あの時みたいに

日曜日ドライブしたいよ

もう叶わない約束

形にはもう残らない思い出は

家族のために

頑張ってくれた背中が

泣くな強くなれ

って言ってる気がするから

私は泣かないよ

でも

もう一度会いたいよ

まだまだ

一緒に居たいよ

お願い目を覚ましてよ

明日も明後日も

'おかえり"

って言うから

笑って返事してよ

もう出ないはずの

電話をかけてみた

机で鳴り響いてる

やっぱ出ないよな

使い古したパパの携帯

手にとったら

卒業式

花抱え笑う

私がいた

形にはもう残らない

思い出は

私の知らないとこで

生きてたんだ

いつのまにか

私の夢は

パパの夢に

変わってたことに

気付いたんだ

小さな小指で交わした

約束は

絶対叶えて見せる

強くなるから

ずっと見たいって

言ってくれた

ステージで

いつか私らしく

歌うから

聴いてね

  • 作詞者

    seauka

  • 作曲者

    seauka

  • プロデューサー

    seauka

  • グラフィックデザイン

    seauka

  • ボーカル

    seauka

25のジャケット写真

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EP「25」は、ギターだけで曲を書いていた頃から、DTMと出会い音の世界が広がっていく“今”へと続く道のりをまとめた作品です。
過去も今も学び続け、そのすべてが一本の線でつながっている。

その積み重ねが2025という節目に重なり、ひとつの形としてここに刻まれました。

あの場所があったから、いまの私がいる

その確かな実感を、音で確かめたEPです。

アーティスト情報

seauka

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