届かない距離でさえも
貴方に伝えるより
忘れられないところで
強く放つスペル響かせて
そもそも違う線を 探りながら行き場を指す
賑やかに傾く窓 爪の先にクロスがある
違う色の斜線を何度も繰り返し歩く
忘れてしまったはずの埋めた傷が写り出す
願い事を祈る場所にも
穢れと鋭いガラス
心を削りすり減らした
滲む風味と差し出した自分を
振りかざした言刃より
目の前の私をみて
厨二沸いて群らがるより
近くで伽いであげる
届かない声を君に
見えない物陰から
透明な影を目掛け
強く放つスペルを交えてね
時には自由論も理不尽に額をよぎる
縛られていない私には向かう先もない
早い流れの中で夜に
出会った強くなる魔法
信じて飲み干した言葉に
騙された時手首にはプラシーボ
振り向いた時片手に
光り淡いブルーライト
映る獲物を前に詰まる言葉さえ
弾にして込め貴方へ
先を向けても尚も
貫いて開いた跡に
強く放つスペル満たしてね
この左の手を盾に刻んだスペルを今
白黒の世界線でお披露目に出会う
舞踏の様に飛び交う言刃より私をみて
厨二散らばる破片に
強く放つスペルここまでね
- 作詞
Antispell
- 作曲
杉原 亮
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