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歌詞

第三次世界大戦

カザトマヒロ

第三次世界大戦

俺は知らない荒地にいた

痛みや苦しさや憎しみ

傷口は知らない間に治って

いつの間にか腐った世界になってしまったよ

どうやら神なんてもんは最初から居なかったらしい

幼い頃に思い描いた夢は

現実を見るたびに薄れて忘れてしまうんだ

きっと君のことも

未来ある子供達だって

記憶から抹消される

全ての血と肉があるうちに

俺は月が見える丘に向かう

約束なんてもんはもう無くなったが

果たせなかったことで

君を思い出す時間が

ふと脳裏をよぎるんだ

しらけた街には子供の死体

痩せた猫と瓦礫の山

『この世に無駄なことなんてない』

誰かの言葉に疑問を浮かべる俺は

悪で狂っているのか

ずっと答えは知らないまま旅の途中だ

この日々に意味なんてあるのか

そんなことをここ数日考えている

なんとなく生きたあの日から

この街が戦場に変わって

全てが灰色と化した濁った空気だった

人が変わったように君は笑わなくなった

明日、人骨に変わることが決まっているからだ

最後は手紙を書いて旅に出た

その次は魂だけが残って

俗に言う霊となるのか?

それでも意味のあることと言えるのか?

狂った権力者と

脳みそが金しかない政治家

変わりたくても変われない国民

銃を撃ちまくる相手の兵隊

手足が無くなっても神を敬えと言う

明日なんてあるのか?

戦いはいつまで続くのか?

そんなことはわからない

だが世界はもうとっくに終わっている

悪夢が現実になってしまわないように

全ては歩き出した者次第

さぁ、その先を行こう。

迷うことなく

さぁ、その未来を見てみよう。

恐ることなく

きっと未来は

  • 作詞

    カザトマヒロ

  • 作曲

    カザトマヒロ

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ギターサウンドを軸にロックを追求し、その独自のライブパフォーマンスに定評があるカザトマヒロの5曲入りEP。
本作のリード曲“GRAPEFRUIT”ついてカザトマヒロは「グレープフルーツは酸味や甘味があったり、放置したら腐ったりとどのフルーツよりも特徴や特性が人の人生とマッチしている思いました。果肉の色がさまざまあるのは人で例えると色んな人がいるようにもより奥深さを感じます。ちなみに居酒屋やライブハウスなどに行ったらお酒が飲めないので必ずグレープフルーツジュースを頼みます」と語る。

アーティスト情報

R&PMusic

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