

ガキの頃より 他所の囲い
頭ァ下げねば 命ァ脆い
派手に燃え立つ 尾張の炎
猿のような男の 笑いの所業
儂ァ黙して
酒でも呑みつ
腹の底では
鬼を飼うとる
鳴かぬ鳥なら
鳴くまで待とうぞ
夜明け前こそ
血はよう薫る
嗤いたい奴ァ
好きに嗤えばよい
最後に立つ影ァ
一つでよい
泥にまみれた 草履の跡
派手な武士ほど 先に消える
刀じゃねぇ
生き残りこそ芸よ
頭を下げても
心まではやれぬ
炎の城下
泣き叫ぶ民
その裏側で
時代を噛み千切り
狐と呼ぶか
狸と呼ぶか
構わぬ
最後に座るは
東の玉座
鳴かぬ鳥なら
鳴くまで待とうぞ
夜明け前こそ
血はよう薫る
嗤いたい奴ァ
好きに嗤えばよい
最後に立つ影ァ
一つでよい
急ぐでない
天下とは
“耐えた者”に転ぶものよ
……江戸の雨は
今日も静かじゃのう
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- プログラミング
Liminal Reverie

Liminal Reverie の“待ち侘びの狸”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
待ち侘びの狸
Liminal Reverie
「待ち侘びの狸」
雨の江戸を歩く“名もなき影”。
誰よりも頭を下げ、
誰よりも耐え、
最後に天下を見届けた者。
浮世絵のような筆の質感と、
ダークHIPHOPを融合した和風トラック。
“鳴かぬなら、鳴くまで待とう。”
静かな狂気と、耐え続けた野望を描いた一曲。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
Liminal Reverieの他のリリース



