空に触れたくて伸ばした手は 小さく震えている
きれいなものほど遠くで輝くんだ
「どうして」答えはない
進むべきこの道の行方は誰の物でもない
未来はもろく 裏切る それでも 放さない
ただ強く信じて願え
目蓋の裏には あの日の憧れ 消えない
消さないで生きていこう いつまでも
跳ねた 水色の軌道が
震える手を追い越して
「進め」と 私の心を鳴らした
それは波紋のように きれいで
思い出したんだ
海の青に似た懐かしい音
孤独な自由に居場所なんて無いと知っても
止まれないから
涙で滲む世界に見えた光が
唯一の運命だ
「足を止めてもいいんだよ」誰かが囁く
臆病な自分の声だ
夢は叶わない 届かない みじめで つらいけど
後悔はしたくないの
未来は脆く 裏切る それでも 放さない
ただ強く信じて願え
目蓋の裏には あの日の憧れ 消えない
死ぬまで抱えて生きてやれ
- 作詞
夏央
- 作曲
夏央
神斎凪 の“遠く、あの場所まで”を
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