Lyric

空高く浮かんでた

煩悩を槍が

粉々割った欠片

ばらばらと落ちて

目の前から真っ直ぐに伸びる

視野の中には

無くしたままの

君の匂いだけが泳いでる

首にポーチを

手には手袋

そしてまた結んだ靴

ナイトサファリは僕だけ乗せて

ふたりの景色浮かび出す夜

ナイトサファリは君が残した

最後の手紙開けるように

荒れた地を踏みながら奥へ進もう

あれから一体

どうしてるんだろう

この空の下生きているかな

あなたからあなたから

持ちきれないほどの

思い出を今昇華するから

公園　高架下

誰かと歩く日がくれば

道路脇の輪

蹴り落として

ナイトサファリは僕だけ乗せて

風吹く夜に心覚ますの

ナイトサファリを君もどこかで

「一人冒険も悪くはないわ」

時が止まってるのは

僕の方でさ

眠らない街に

散らかした欠片

芽吹き出す残像が

僕を此処に閉じ込める

愛の中に過去が残した

ふたりの時間辿っていくの

最後の夜に君を残して

次の街までこのまま