

点滅する信号 赤から青へ
君のスニーカーだけ 目で追っていた
夏の匂いが 制服に染みついて
言葉より先に 鼓動が急いてた
呼吸のリズムが 君とだけ揃う
「好き」の一文字が 舌の上で溶けない
走り出せ 交差点のその先へ
青は一瞬で 赤に変わるから
君の名前 声にしたら
もう後戻りできなくていい
出会いはいつも 予告なしで
消える時さえ 前触れがない
それでも僕は 踏み出していく
靴底がすり減った分だけ 歩いた証がある
君の声だけ 記憶の中で色褪せない
巻き戻せないなら せめてこの手で
輪郭をなぞるように 想い出をなぞる
言えなかった言葉は 今も喉の奥
「またね」のかわりに 風にのせて放つ
消えていくものと 消えないものの間で
僕はまだ あの交差点に立っている
セミの声消えて 風が変わった日
君のいない改札 数えるだけの秒針
「またね」の一言が 最後になるなんて
知らずに笑ってた あの日の僕らは
走り出せ 記憶の交差点を
信号がなくても 迷わず選ぶよ
君がくれた 眩しさだけ
色褪せないように焼き付けて
出会いも 別れでさえ
一つの季節に名前がついた
だから僕は 踏み出していく
何度でも 同じ交差点に立って
きっと同じ人を 見つけてしまう
走り出せ 今この一秒を
過ぎればもう 二度と戻らない
好きになれて よかったと
それだけは 消えずに残る
- 作詞者
D:RISE
- 作曲者
D:RISE
- プロデューサー
D:RISE
- ボーカル
DG5

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「恋は、物語になる」
好きになった瞬間から、終わりはもう始まっている。
一つの恋が始まり、綻び、終わり、それでも心に残り続ける——
4つの曲で描く、誰もが一度は通り過ぎる「恋という物語」。
出会いの高揚から、静かな別れ、そしてその先に残る未練まで。
DG5が5つの声で紡ぐ、短くも確かな恋の記録。



