Lyric

ヒーロー気取りの君に溶けちゃって

かなり重症なのね

のっぴきならない心踊ってんの

頓珍漢な頭茹だっちゃって

誰も映さずに ただ君の虜なの

迷い込んでく恋の淵に

ふわり溢れた缶ジュース

濡れて灰になる 破片たち

ああ ワルツを踊るはずだったのに

どうして痺れる肌

どうして満足気な

どうして幸せなのかしら

ありふれた よくある夢の終わり

醒めた目に がらくたに かかる吐息

しょうもないわ 縋ってなんて意味ないし

ママに怒られちゃうな

煌めく夜空 星が舞うわ

きっとこれが運命なんだって

いやまだ軽傷だしね

何回転べば答えを得るの

熟れた実食べ頃は今

早く連れ出してよ

何も見えなくなってく

積み木の記憶 遠い匂い

もつれる足 置いてけぼり

期待は捨てて 笑うふり

あぁダンスは散々だったのに

ああして 色づく情

こうして踊らせるの

そして 幸せなのかしら？

ありふれた よくある愛の末路

冷めた目に がらんどうにかける言葉

しょうがないわ 落ちること選んだし

顔も思い出せないわ

餞に焚べる花弁

ありえないわ 孤独に生きるなんて

グラスにアイス落としては笑う

人間は独りきりじゃつまらない

嗚呼明日は会えるかな

ありふれた よくある途の先で

細めた目 空っぽだね 意味ありげに

くだらないわ そんなこと今更ね

昏いまま重ねる肌

捨てられた「少女」の皮

煌めく夜空 星が舞うわ！