Lyric

“好き”を伝えたいよ

叶わなくても…

ステージの上の君は

いつも遠く輝いて

その視線の先 僕は居るかな

気づいて欲しくて叫ぶ

誰より早くリプする

既読のつかない片想いでも

「卒業します」の言葉を

脳内リハしたけど

実際 君の声で

言われたとしたら

耐えられそうにない

あと何回 夢見ていられる？

「次」がある度

「終わり」も近付く

いつか幕が下りるなら、せめて

せめて、今日くらい

僕を見つけたフリでいい

届かないを知ってても

願ってしまうなら

“好き”を伝えなくちゃ

叶わなくても…

サイリウム振って叫んで

レスもらって 泣いてるあの子 僕には到底 届かぬ距離だ

それでも君の眼差し

一瞬合った気がしてた

それだけでもう 救われてたよ

比べてばかりだ

正解なんてないのに

“好き”の形 それすらも

不安になる夜は

君の歌が降る

あと何回 声が聴けるだろう？

カレンダーの空白が怖くなる

季節が君を連れ出す様な

そんな気がして

色々深読みしては…

何も言えないけど、ね。

何も終わらないよ

“好き”を心の中で

ずっと鳴らして 今日も

わずか数十秒の会話に

何日も言葉 選んでしまうよ

2文字をちゃんと

伝えられたかな…？

君からしたら大勢の

中の一人だけど

僕の物語は

いつだって君が

主役でいるんだ

あと何回 名前を呼んだら…

笑顔の裏で この手が震えた

季節が変わるたび怯えてる

君が手を振る その日を

あと何回 夢見ていられる？

「次」がある度

「終わり」も近付く

いつか幕が下りるなら、せめて

せめて、今日くらい

僕を見つけたフリでいい

届かないを知ってても

願ってしまうけど

たった一人の推し

最後の日まで

“好き”を伝えなくちゃ

叶わなくても…