歌詞

ありふれた道はどこにもなくて

傷ついた日々は散らばって見える

輝いた星もいつかは見えなくなる

そうやって息をする

世界中は敵だとして

代わる代わる怯えては

あるはずのない

いつかを期待して

変わったのは言葉だけ

何を信じたいのか

胸を刺す

心の奥では

諦め言い聞かせる

もう頑張りすぎたから

板についたような

笑えないその顔に

「ありがとう」

そっと言って

たったそれだけでいいさ

追いつけそうにないあの背中は

遠く遠くポツンと小さく見える

約束を違えたこの現実にいつも

苦い顔をする

世界中が敵に見えて

周りさえも遠ざけた

積み上げたきた

信頼を壊して

変わり果てた言葉には

何も感じないから

余計に苦しく息が詰まるな

小さく背伸びしても

変わらないこの世界は

涙もいつかは

笑顔に変えてみせる

悲しみは似合わないから

黒く汚れたかさぶたも剥がれ落ちる

元通りの今を

心の奥では

諦め言い聞かせた

もう頑張りすぎたよね

「ごめんね」

最後は寂しそうなその顔に

ありがとうそっと言って

涙の意味は生きた証を

誰よりも信じ続けたから

明日を生きる小さな理由

ずっと持ち続けるから

これからはもっと笑って