

目が覚めてはじめて気づく空白
忘れていることだけなぜか思い出せる
ミルク色の低い空が落とすぬるい光
火を点けて身体に熱を与える
朝ごはんを食べたら少し出かけよう
音のしない窓辺 顔を洗い髪を梳く
鍵はポストの中
もう誰もいない街をゆく
都市計画の裏を追いかけたらいつのまにか
ふら ふら
ありえない地名を示す標識
導かれるみたいに歩く路地裏
鼻先へと触れる錆びた鉄の匂いを追う
もう誰もいない街をゆく
都市計画 触れたら再生する記憶の影
ゆら ゆら
もう誰もいない
- 作詞者
田口囁一
- 作曲者
田口囁一

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誰もいない街
Thomasson
田口囁一(ex.感傷ベクトル)と、ベントラーカオル(Koochewsen / あらかじめ決められた恋人たちへ)によるライブユニットThomasson(トマソン)による音源リリース第一弾。
アーティスト情報
Thomasson
田口囁一(ex.感傷ベクトル)とベントラーカオル(Koochewsen / あらかじめ決められた恋人たちへ)によるユニット
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