

夕焼けが染める 駅のホーム
最終電車を待つあいだ
「寒いね」って君が笑って
吐く息が白く 空にほどけた
並んで買った缶コーヒー
自販機の明かりだけが ぼんやり照らしてる
君の巻いてる チェックのマフラー
その端にこっそり触れたい
あと一歩、ほんの数センチ
踏み出せないままの 二人の距離
言いたい、言えない、「好きだ」の言葉が
凍える唇で 迷子になってる
ごまかすみたいに 空を見上げたら
一番星が滲んでいた
君が電車に乗り込む前に
この切なさごと 伝わればいいのに
改札を抜ける 人の流れ
二人だけ時間が止まってる
どうでもいい話ばかりして
途切れそうな会話を 繋いでる
君の笑う声が好きで
いつまでも聴いていたいと そう願ってしまう
もしこの関係が 壊れてしまうなら
友達のままで いいのかもしれない
そんな言い訳が またブレーキをかける
遠くで踏切が鳴った
言いたい、言えない、言葉は無力で
悴む指先を ポケットに隠した
電車のライトが 夜を切り裂いて
君を迎えに来てしまう
ドアが開くまでの数秒が
永遠みたいに 長く感じた
「じゃあ、またね」と手を振ろうとしたら
君が不意に口を開いた
「今日のマフラー、すごく似合ってる」
「あと、その笑顔、俺は好きだよ」
聞き返したいのに 無情なベル
君の声だけが リフレインしてる
閉まっていくドアの向こう
君が照れたように 少し笑った気がした
動き出す窓に 私が映ってる
驚いたままの 変な顔
さっきの言葉、どういう意味なの?
胸がドキドキして うるさくて痛い
寒いはずなのに 顔が熱くなって
マフラーに顔をうずめた
走り出した電車の音も
もう聞こえないくらい 君でいっぱいだ
一人残ったホーム
冷めてく缶コーヒー
とまらない白い息とこぼれる笑顔
早く明日になあれ
早く明日になあれ
- Lyricist
kurakura3156
- Composer
kurakura3156
- Producer
kurakura3156
- Sampled Artist
kurakura3156

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