宵待ちの坂を下って
茜色染まる街まで
太陽みたいに鮮やかに
君の心まで深く入り込めたら
夕闇が押し迫ってくるその前に
君の家まで早く行かなくちゃな
さよならが言えなくなってから
気づくのはなぜだろう
野良猫がじゃれついてきて
僕はまた遠回りをした
あの子の声が聞こえなくなった時
寂しくなるの知ってて歌うのだろう
夕立が降り始めるその前に
君の家まで早く行かなくちゃな
さよならが言えなくなってから
気づくのはなぜだろう
八月は夜を歌う逃亡者たち
忘れかけてた歌を思い出した
遊覧船巡るよ僕たちの
最期を目指しながら進むのさ
最果てで眠ってた君のこと
思い出せるのかな
夕闇が押し迫ってくるその頃に
僕は君のこと忘れてしまうけど
さよならが言えなくなたから
どこへでもいけるだろう
どこへでもいけるだろう
- 作詞
小林唯
- 作曲
小林唯
小林唯 の“夕闇と僕と遊覧船”を
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アーティスト情報
小林唯
10代後半から作詞作曲をはじめ、20代30代前半はバンドをメインに活動する。 「The Sicks」「Two pills on the beach」「the lastwaltz」「the Syda」「エブリデーサンデーズ」などのバンドを組んでは解散、最終的に「marebito」という名前でメンバーを固定せず活動する。 2021年「yuglet waltz」という名前のバンドも結成し、様々な形で音楽活動を行う。 幼い頃に母が聞いていたフォークソング、高校の時に聞いていた日本語のパンクやギターロック、好きだった小説などの表現を吸収し、自分なりの世界を作り歌っている。情緒的なものが好きで、歌詞やメロディもだいたいそんな感じ。
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無所属