ShibuyaSession -酷暑-のジャケット写真

歌詞

酷暑 (feat. しらぽん)

石田想太朗, 水野邑玲

静まり返る夏。

息絶えた蝉の雨。

言の葉の蒸発。

バベルの日、進化の日。

空からは鳴り止まない、

ことごとく降り落ちるセミの雨。

発展の脱線を祝って祭典を斡旋。

叫ぶ摩天楼で生き過ぎた人類へ。

繊細な人の心が交差して、

滅するときの愛と哀は時代を超える。

未来時代の担い手は何処。

いつかは沈もう、君も、生きた日々と。

「この指とまれ」で夏を迎えた。

待つ人もいない浪費の酷暑で、

四季は彩られず繰り返して、

儚くも溶ける夜の都市の景色。

衝撃の中に居る。

慣れた顔で泣く。

酷暑に佇む火柱うたう、

日本の夏よ。

「この指とまれ」で夏を迎えた。

愚かな歴史と息を合わせて、

隠し通すの。未来も見ないフリ。

いまを生きろと叫ぶプロパガンダ。

帳の中で聴いてた音楽と、

蚊帳の外では燃え盛る現実。

時代の終わりは誰も看取らず、

今じゃないことだけを主張して。

機械が語る未来に人は居ず、

人が語る未来に機械あり。

望む民衆の声で壊れる。

人が語る未来、で今は何処?

この指とまれで逃した夏を、

埋め合わせできない時の大河よ。

8月の蝉は歴史に変わり、

8月の夜を記憶に残す。

花火の音を夢で聴いてた部屋。

遊具に乗って夏を語る午後。

汗ばむ額で見つめ合う朝。

涼しさに幸せを。

見たことないもの全部知りたいです。

すべてを失ってまだ気づけない、

板挟みの人間を燃やす、

牙剥く太陽が今日もやってくる。

乗り越えて、青空の夏へ。

  • 作詞者

    石田想太朗

  • 作曲者

    石田想太朗

ShibuyaSession -酷暑-のジャケット写真

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ShibuyaSession -酷暑-

石田想太朗, 水野邑玲

  • 1

    Opening (feat. 小川諒太)

    石田想太朗

  • 2

    夏日

    石田想太朗, 水野邑玲

  • 3

    Our Island (feat. 平石柊子, 小川諒太 & しらぽん)

    石田想太朗, 水野邑玲

  • 4

    熱帯夜 (feat. しらぽん)

    石田想太朗, 水野邑玲

  • 5

    パリのアメリカ人を聞いた僕のある夜 (feat. 笹山恵吾 & 小川諒太)

    石田想太朗, 水野邑玲

  • ⚫︎

    酷暑 (feat. しらぽん)

    石田想太朗, 水野邑玲

Produce, Compose & Arrange:石田想太朗
Vocal, Writing: 水野邑玲
Album Artwork: 嶋木海斗 Issei Haba(Reservation)
Edit:しらぽん
Play: 小川諒太(Pf.) しらぽん(Ba.) 笹山恵吾(Dr.)
Lyricist: 平石柊子

アーティスト情報

Shibuya Session

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