Lyric

「空、白いクラゲ泳いでた。ほら。」

手を止めてそれを眺めた　僕らどこまで行こう

海旅の供は風と船　思い出は胸のポケット

「僕を嫌いな僕が嫌いな僕」が嫌いです

あいに深く深く深く染まりきった

僕にはまだ届かぬ新世界

「いいな」「いいな」「いいな」なんて

言葉をただ並べただけで

言い訳だけ大人になって

曖昧なまま船を進めている

海風が靡き一休み　lala

空、白いクラゲ泳いでる　懐かしいな

「君はいつまで逃げてる」とか

「僕はどこまで堕ちていく」とか

そうやって心の中　深い海で満ちた

誰か気付いてよ

この海の向こうには何があるかな

きっと知らないことだらけ

鞄の中の言葉は足りるかな

その時はその時だ

つまらない奴になったんだ僕はもう

君になんて言われるかな

でも綺麗なモノを「綺麗だな」って

言えるようになったよ

地図も　針も　あても無くて

（漂うクラゲはずっと綺麗で）

僕は独り　分からなくて

（彷徨った僕とどこか似てて）

「愛が、藍が、会が、Iが足りない。」

だなんて君は笑って

深いあいを探しに行った

空にクラゲ泳いでた

僕は僕を好きにはなれず

鹹い水を飲み込むだけでも

僕もあいを探しに来たよ

青い心を乗せて船は行く

空高くクラゲが遠のいてく

今　あいにかえる