

呼吸の白さだけが 闇に浮かんでいる
言葉はもう いらないと思った
最初は小さな 揺らぎだった
指先に触れた 温度の記憶
それでも一つずつ しまっていく
騒がしい方が 楽だったから
分かってほしいと 思わなくなった
理解されることに 疲れただけ
静かにいることは 逃げじゃない
ただ、選んだだけの 生き方だから
窓の外 音が薄れていく
誰かの声も 遠くで滲む
呼び止められても 振り向かない
それでいいと もう決めているから
体温が 少しずつ落ちていく
怖くはない これは選択だから
騒がなくても 消えたりしない
奥にちゃんと しまってあるだけ
凍れ この世界ごと
音を持たない 夜に還るように
白く染まる 息の先で
私はここに 立っていられる
叫ばなくても 揺るがないもの
静寂の中に 確かにある
気づいたの 黙ることは
諦めることとは 違うんだって
守りたいものが あったから
声を出さずに 抱きしめてきた
寂しさも 愛おしさも
全部飲み込んで 澄んでいく
溶かさなくていい このままでいい
静けさこそが 私の答え
凍れ もっと深くまで
誰にも見えない 場所まで届いて
震えることさえ 止めていく
これは冷たさじゃない 強さだから
結晶になって 残るなら
それでいいと 今は思える
凍りついた世界に 音はなくても
その奥で 確かに息をしている
叫ばない 溶けたりしない
これが私の 選んだ静寂
白い息も 凍える指先も
すべて抱いたまま 立ち尽くす
騒がしさの外側で
私はずっと 私のままでいる
崩れない 揺れもしない
これが到達した 零度の強さ
音のない世界に まだ立っている
消えたわけじゃない しまっただけ
凍りついた景色の その奥で
私は今も 息をしている
- 作詞者
NEONATXL
- 作曲者
NEONATXL
- プロデューサー
NEONATXL
- ミキシングエンジニア
NEONATXL
- ボーカル
NEONATXL

NEONATXL の“氷-ICE-”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
氷-ICE-
NEONATXL
相反する存在を描く「ANTINOMY」シリーズ。
「氷-ICE-」が描くのは、揺れ動く感情の先に辿り着く“静寂”。
感情を失うのではなく、そのすべてを静かに受け止めながら、自分を見失わない。
叫ぶことも、溶けることもなく、揺るがない強さへと辿り着く姿を描いています。
冷たく透明感のあるCyber Tranceサウンドの中で、「零度の強さ」を表現する楽曲です。
アーティスト情報
NEONATXL
NEONATXL(ネオナタル)です。 音楽経験ゼロで一から音楽を学び、ジャンルに縛られず、その時に描きたい物語や感情を音楽にしています。 そして、その物語を歌ってくれるのがRino。 ただ歌うだけじゃなく、曲によっていろんな感情や物語を演じる、NEONATXLの世界のヒロインです。 音楽制作からアートワーク、映像、世界観づくりまで、AIを含むさまざまなツールを取り入れながらセルフプロデュースしています。 2026年にNEON PULSEから活動をスタート。 一曲一曲に込めた物語や、曲同士のつながりも含めて楽しんでもらえたら嬉しいです。
NEONATXLの他のリリース



