TOKYO Front Cover

降りしきる雨の中 新宿を歩く

ビニール傘さして 靴下は濡れてた

今朝見たニュースでは

警官が撃たれた

でも相変わらず僕らは

グズグズでズブズブな関係で

射し込んだ明かりが

妙に僕のこと照らして

着飾る女の化粧の匂いと

排水溝の髪の腐った臭い

東京の夜空は奇妙に明るく

僕の心を見透かすように影を作った

雨宿りしよって

入った路地のラブホテル

かじかんだ手のひら

腐りかけたビー玉

曖昧な言葉で

身体を求めた

深夜0時の605

虚無が胸を突いて

流れ出た赤い血が

冷めたバスタブ浸して

耳について離れないのは

夜に泣く声と光の中の声

昔夢見てた未来の自分が

深い夜の暗闇の中

手を振っている

行き先は見えずけれども光も消えず

僕の心を弄ぶように光は揺れてる

何もかも無意味に

思う日もあるけど

その意思で

その心で

立ち向かえよ

ビルのすき間から見上げた東京は

僕の心いざなうように今も光ってる

どれだけの痛みも

どんな絶望も

全てを飲み尽くすような

光を信じて

光を見つめて

  • Lyricist

    TSUYOSHI YAMAMOTO

  • Composer

    TSUYOSHI YAMAMOTO

TOKYO Front Cover

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