

メニュー表下げてもらって
ふと「病み上がりにワインなんて大丈夫?」って
覗き込んだら
あなたが「あっ」て顔をしてやっと
私に見栄を張っていた理由ごと
気づいちゃったの
そろそろ終わると見せかけて
「そういえば」と切り出してくるとこも今思えば
ラストオーダーで悩んでいたのは私じゃなくて
誰だったと思う?なんてね
隣に呼ばないで
細いと言わないで
泣いた話しないで
天気の話だけして
これ以上私を中に入れなくていい
なんで、まだ、もっと、要るの?
ラブとライクの間の日本語が担うお仕事
なんで、まだ、もっと、居たいの?
何も知らない安心感が
ちょうどいいんでしょう
私を隣に置いておく理由を
自分から聞くような女で大丈夫?
ね?癒し系じゃないでしょ?
いつもならお酒に溶けちゃうはずの
あの話だけは覚えているのって
いじわるだよね
時計外さないで
タメ口にしないで
肩に手触れないで
ヘアオイルに気づかないで
これ以上私の中に入らなくていい
なんと、まあ、もどかしいの
美味しそうに見えるだけで
嗅ぎたくなってしまうとは
なんで、待って、持って行けるの?
数式にもできないことが
あっても良いでしょう
私は生もので
ちゃんと手間かかって
でもずっと未完成
それはあなたも同じで
これ以上私の溝にさわらなくていい
生もの
私の真ん中もあなたの真ん中も
生もの
誰が熱を加えたんだと思う?この生ものに
こういうものなの?
そういうものなの
生ものなの
- 作詞者
9chi
- 作曲者
9chi
- 共同プロデューサー
AKVSIH
- レコーディングエンジニア
AKVSIH
- ミキシングエンジニア
AKVSIH
- マスタリングエンジニア
AKVSIH
- ボーカル
9chi

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生もの
9chi
アーティスト情報
9chi
北海道札幌市出身・在住。2022年までのバンド「プリメケロン」での活動を経て、ソロアーティストとして活動をスタート。民謡のニュアンスを含んだ唯一無二の歌唱と、等身大の生活感を映し出す歌詞が魅力。ジャンルレスな感性で新たな音楽の道を切り拓く。