Lyric

春の風が季節に線を引いた

あの日 何も言えず

下ばかり向いてたよ

あの頃は 何もかも

分かったふりばかりして

本当は ずっと私

迷子ばかりでいたよ

いつの間にか私

落とし物をしてたみたいだ

大好きな歌も 風の音も

聞こえない日があった

君が声を掛けて

笑ってくれたことも全部

遠い昔みたい

変だなって

今でも思い出すよ

今日と明日の間を行き来してる

けれど、今日も明日も

何を手にしたいんだろう

飽きるほど 口にした

海の見える公園で

誰もいない 今は言える

ただ君のことが好き

なんて

初めてこの場所で

立って歌ったあの日のこと

いつまでもきっと 覚えてる

本当のことを言うよ

ただ同じ時間を

過ごしてくれたのが幸せ

君はいつまでも

今日のことを

知らないままでいて

どうしていつも

上手く言葉には出来なくて

ただ一言 ただ二言

“ありがとう”だけ なのに

君が声を掛けてくれて

泣いてしまったあの日

海の見える丘

何度だって飛ばした紙飛行機

ただ同じ時間を

過ごしてくれたのが幸せ

君はいつまでも

今日のことを

知らないままでいて、ね

大事にしまっていて