TEAMのジャケット写真

介護は ある日突然に始まった

お義母さんの手が 震えていた朝

自分の治療でさえ 手一杯だった私が

泣きながら 手を差し伸べた

最初は うまくできなかった

食事の時間も 笑顔を忘れてた

でもお義母さんの「ありがとう」が

私の心をやわらかくしてくれた

誰にも言えなかった不安

声にしたら 少しずつ軽くなった

ゆっくりでいい 急がなくていい

頼ることは 弱さじゃない

ひとりで抱え込まなくていい

その言葉が 気持ちをほどいていった

長い夜も 越えていく

今日は散歩ができたって

笑ってくれたお義母さん

階段をのぼる練習にも挑戦した

その小さな一歩が

たしかに暮らしを前へ運ぶ

できることが増えるたびに

私たちは喜び合った

ひとりじゃなかった チームがいた

ヘルパーさんの優しい声が支えになった

ゆっくりでいい 背負いすぎないで

任せること それは愛のかたち

安心の中で笑える日々を

少しずつ ともに築こう

雨の音だって美しい

訪問看護師のアドバイスも

ケアマネさんの言葉にも

「一緒にやっていこう」って

ぬくもりがあふれてた

新しいチームができてゆくことで

お義母さんが 笑うことが増えてきた

ゆっくりでいい 歩幅を合わせて

一緒に笑える日を増やそう

誰かに頼ることができるだけで

明日はもっと 軽やかになる

晴れているだけで 嬉しくなる

お義母さん、ありがとう

一緒に生きてくれて

ありがとう

  • 作詞者

    ネオDJもりこ

  • 作曲者

    ネオDJもりこ

  • プロデューサー

    ネオDJもりこ

  • ソングライター

    ネオDJもりこ

  • サンプリング元のアーティスト

    ネオDJもりこ

TEAMのジャケット写真

ネオDJもりこ の“TEAM”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    TEAM

    ネオDJもりこ

『TEAM』
ダブルケアの現実から生まれた優しい歌。

自分の乳がん治療と、義母の介護が同時に始まった――
そんな“ダブルケア”の現実を経験した私が、
あのとき感じたこと、迷ったこと、そして乗り越えて見えてきた「支え合うことの意味」をひとつの歌に込めました。

「介護は突然始まる」
でも「支えてくれる人たちは、必ずいる」
一人でがんばらなくていい。
誰かに頼ることは決して弱さじゃない。

この歌は、家族として、支える立場として、
そして自分自身も治療を抱える一人の人間として、
どう向き合い、どう歩いてきたかを描いたゆるりとさんの“心の記録”です。

歌詞の中で「おかあさん」と呼んでいるのは「お義母さん」のこと。
ともに過ごした日々のなかで、少しずつ「できること」が増えていった喜び、そしてそれを一緒に見守れた幸せを、静かに、ドラマティックなバラードに仕上げました。

同じような立場の方に、ほんの少しでも寄り添うことができたら嬉しいです。

ゆるりとさんX
https://x.com/yururito24?s=21&t=NchHIxib1cUFciVCEH-4JA

ゆるりとさん書籍

家族介護のリアルストーリー 治療中に介護が始まった物語: 治療と介護に直面する50代・60代のための道しるべ
https://amzn.asia/d/b8mJVVX

アーティスト情報

  • ネオDJもりこ

    ネオDJもりこ(Neo DJ Moriko) 現役の病棟看護師として命と向き合いながら、もうひとつの顔は「音楽で物語を届ける AIソングクリエイター」。 AI音楽ツールを駆使し、副業仲間やKindle書籍、そのほか配信者の人生を1曲に閉じ込めた“イメージソング”を100曲以上制作。 Stand.fmやYouTubeを拠点に、Apple Music・Spotifyといった世界の音楽プラットフォームでも配信を広げています。 “ネオDJ”の由来は、コンテンツレジェンドと名高い奥田裕之プロデューサーが命名。 「ただの楽曲提供者」ではなく、その人の物語を音楽に変換する語り部でありたいという強い想いで活動中。 Kindle出版、コミュニティ活動、AIイラスト制作とも連動し、音楽を軸に人と人をつなぐ「新しいDJ像」を発信しています。 聴いた人が「これは、あの人の歌だ!」と感じられる、そんなパーソナルで心を動かす音楽を、日々お届けしています。

    アーティストページへ


    ネオDJもりこの他のリリース

もりころミュージック

"