歌詞

水平線を眺めて流す涙は誰の？

時折、揺らぐ景色 霞んだ視界

寂しくて泣き出す雲の色は

降り注ぐ雨に導かれ

差し出す手は濡れていたから

そっと拭って抱き寄せた

夜と藍の中で

震える君に愛を語ろう

錆びた心は潮風のせい

触れた身体は冷えていた

このまま2人眠ろう

本心を隠して

暮れなずむ君の影 気持ちは上手く繋げた？

代わり映えも無く落ち着いたまま

きれいな景色に名前をつけよう

取り繕う誤魔化しだけど

近づく速度ですれ違い

五月雨に泣き濡れた

海の見える窓

2人眺めた記憶に縋る

雨はまだ止まないから

徒波に寄り添ったまま

もう少しそばにいさせて

夜が明けるまで

伸ばす手に惑わされ生きていく

写真に写る笑う君

落ちた歯車の価値はある？

振り向いた心には

いつか笑えたら

この出来事も水に流そう

君に伝う白い涙

反射する光は2人を照らす

繋いだ手を振り払う

虹は見えぬまま