歌詞

遠くの火事が　夜を照らす

揺らめく色が　綺麗だった

この明かりは花火のように

夜空を彩れるかな？　無理かな？

星の光は　街明かりに飲まれ

誰も気に留めなくなって

輝きを見て　憧れ　求めたことで

届かない現実を　思い知る

打ちのめされ　未だに　前も向けず

こんな気持ちが　誰にも見つからないように

暗がりの道を　選んで歩いた

綺麗な物ばかりを　見過ぎるから

だけど今も　輝き　忘れられない

街ゆく人は　楽しそうで

おとぎ話を　見てるみたい

時折見る　疲れた顔に

息をできること　思い出すんだ

俯き　はにかむ　このままでいいの？

こんなに　逃げるつもりじゃなかった

泣くこともなく　一人で　黄昏れていた

理由の無い　後ろめたさ抱えて

奮い立って　怯んで　繰り返しながら

見上げた空は　曇って　何も見えない

降り注ぐ雨が　頬を突き刺す

こんな気持ち　流してくれないかな

寂しいほどに　世界が　綺麗に見える

満たされないから　夢を見てしまう

輝きは　何も語らないのにね

だけど私　"いつか"を　信じたいんだ