歌詞

本当は知っていた もう戻れないこと

わかりたくないから見ないフリした

それでも現実は待ってくれなくてさ

酷いよって笑う僕を置いていくのさ (はあ)

いつもの街並み 変わらないあの店

気づいてしまったよ 変わったのは僕だ

見える全てが霞んで見えているの

もうどうしようもないなってそっと溜息をついた

無邪気だったあの頃が嘘みたいに

もう今は素直に笑えないみたい

ポケットの中で輝いてるのは

いつかの綺麗な思い出だけ

夕焼け空 ほらごらん こんな綺麗なのに

眩しさにやられて僕は影みたいさ

もうさ いっそ消し去ってしまっていいからさ

なんて呟いている僕を君は笑うんだろう

歳はただの飾りよなんて

付けたくないよそんな飾り

重ねるごとにそればかり

馬鹿馬鹿しいのは丸わかり

感じてきた酸いも甘いも

痛み憎しみも悲しみも

全ては自分を作るためなんて

綺麗ごとばかりの世の中の裏で

嫌いな自分と隣り合わせで生きてきた

日陰を心地よく思いながら過ごしてきたんだ

葛藤まみれて沢山悩んで

欲望まみれてあれこれ手に入れて

人間臭くて何が悪い

光る君に僕の何がわかんだ

そうさ 僕は馬鹿なんだ

取り残されてるんだ

いつかの綺麗な過去に浸っていたいんだ

夕焼け空 全てをオレンジに染めていく

僕のことも ねぇ 綺麗に染めておくれよ

ちっぽけなことで笑えてた過去

今は下を向くことが増えた

そんな僕をさ君は笑うんだろう

僕もなんだか可笑しくなったよ

夕焼け空 ほらごらん こんな綺麗なのに

眩しさにやられて僕は影みたいさ

君が全て ほらごらん オレンジに染めていく

僕のことも ねぇ 綺麗に染めておくれよ