

舌を噛み切ったとして
後悔はない
溢れた水槽の中で
潰れた羽音を追って眺めた
ずらっと並んだ雨傘たち
折れて しぼんで
躓いた吐息が漏れる
閉じられた正門に
塵が吹き降りて 色褪せる
寄り掛かった風下に
惹き付けられた雨粒が
まばらになって霧になる
口を開けて待ち受ける
瞼が濡れて腰を下ろした
足を滑らせたとして
未練もない
さえずる奥歯を払い
擦れ違う他人の殻を被った
飛散された顕微鏡
潰れて 消された
ねじ切れた視線が惑う
詰め寄ってきた回顧録
抉られた地層が 弾け飛ぶ
小刻みに揺れる切れ端に
遠ざかる平凡な暮らしが
折り重なって溶けていく
指先で描いた淡い雲
ふっと吐いて消えていった
鼻先をゆるく解けた
春が落ちた
- 作詞者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 作曲者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プロデューサー
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- その他の楽器
福 水琴 - Fuku Mikoto -

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
嘘
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 2
かくれんぼ
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- ⚫︎
集積所
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 4
さざ波に揺れる
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 5
冒頭の影
福 水琴 - Fuku Mikoto -
5曲の異なる気圧帯をゆっくりと通過する、
静かな湿度を帯びたミニアルバム。
アーティスト情報
福 水琴 - Fuku Mikoto -
音が立ち上がり、碁石のように花開く。
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