Humidity Front Cover

Lyric

Opening Shadow

Fuku Mikoto

何度も現れては

砂を掛けてくる

吊るされた蜘蛛が

風を待っている

遠くへ 消えてしまおうと

風を待っている

聞こえていたはずの言葉は

意味を持たず

色付くと同時に

地上に落ちて

消えていく

忘れてしまいたいと

願った夜を 幾度も書き記す

積み上げられた岩に埋もれて

息を殺して 見つめている

号令の合図が鳴り響く

ざわついた風が

今日も笑いながら去っていく

零れ落ちて沈む

断られた回廊

くすぐられたカナリアが

主を待っている

あの日へ 飛び立つように

主を待っている

見えていたはずの景色は

色を持たず

明かりを受けた途端

空に溶けて

滲んでいく

掴み取りたいと

慌てた朝焼け 繰り返す日々

真っ当な上着に押し込められて

口を塞いで 喚いている

警告の誘惑がしがみつく

よどんだ森が

記憶の片隅で燃えていく

帰り支度と

曖昧なスケジュール

皮切りを探して

戸惑い さすらい

遠のいていく

枯れ葉を燃やして

ぬくもりを覚えて 日差しを待った

冷たい空をいつまでも眺めながら

身体をすくめて 聞いている

いわれのない ため息を隠して

沈んだ月が

最後の唄を歌っている

  • Lyricist

    Fuku Mikoto

  • Composer

    Fuku Mikoto

  • Producer

    Fuku Mikoto

  • Other Instruments

    Fuku Mikoto

Humidity Front Cover

Listen to Opening Shadow by Fuku Mikoto

Streaming / Download

  • 1

    Lie

    Fuku Mikoto

  • 2

    Hide and Seek

    Fuku Mikoto

  • 3

    Collection Point

    Fuku Mikoto

  • 4

    Swaying Ripples

    Fuku Mikoto

  • ⚫︎

    Opening Shadow

    Fuku Mikoto

A quiet, moisture-laden mini album
moving through five distinct atmospheric zones.

Artist Profile

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