歌詞

失くさぬよう握りしめていた

赤いひとひらの花びら

いつのまにかどこか行って 探しもしなかった

あの子の方が笑えていたな

わたしは笑えていたかな

知らないや なんにも見たくないって

「笑顔になってほしい」

どこでもあるような夢を

何もしないまま眺めてる

いつも飾ってるだけ夢の中 消えて

ほら綺麗なお星さま

誰かの手垢で汚れてしまうから

わたし内緒でおやすみを

いつも知らないふりで笑ってる きっと

誰かが迎えに来ると

まだ知りたくはないや

まただ朝日が隙間こぼれる

わたしそれだけぎゅっと抱きしめたい

誰も見ていない暗い路地で

萎れかけたその花びら

それだけで何もなくってわたしみたいだから

君を見てられなくって

噴き出して笑っちゃった

あ、気が付いた わたしの今の姿

夢から去って こんな面白い顔だったっけ？

何かしなくちゃと暴れてる

いつも混ざってるだけ 胸の中 聞いて

ほら元気な子守歌

誰かの灯りで目覚めてしまうから

わたし目を閉じ 見ぬふりを

いつも誰かのために歌ってる 聴いて

輝く笑顔のために

なんで目の前には 固い態度でそっと目伏せるの？

わたし夢だとずっと信じてたい

会いたくない君と

相性悪い二人

赤いスカーフが揺れている

いつか過去のわたしを笑えたらな

やめてよ

過去を着飾ってなくちゃ

もうこんなに苦しい痛みを持ったのに

わたし内緒で夢見てる

いつもガミガミうるさい君のせい ずっと

溜め込んでた花びらが

やったらいいんでしょ

まただ朝陽が隙間こぼれる

わたしぜんぶをぎゅっと抱き締めたい